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「芸人街道膝栗毛。」
文化庁メディア芸術祭
デジタルアート[インタラクティブ]部門
優秀賞受賞

作者 檜垣紀行 氏 インタビュー

Y:MSD-JAPAN山中
H:檜垣氏

Y:まず最初に、受賞を聞いたときの感想は?
H:そうですね。メールで知らせていただいて、もう、そのときはカナリ眠くて、寝不足だったんですけど、一気に目がさめました。

Y:眠かったのが一気に飛びました?
H:飛びました。

Y:ゲームそのものを作るきっかけになったことというのはあったんですか?
H:特にないんですけど、一番最初に、テレビでやっていたコンテストがあって、それにたくさんゲームが出ていたんです。 ぼくも何かバカバカしい作品が作りたくて・・・(笑)。もともと漫才とかお笑い好きなんで。 最初は適当に、漫才みたいにボタンを押してツッコミを入れるくらいの内容だったんですけど。 あんまり覚えてないですね。よく聞かれるんですけど。(笑)

Y:きっかけはそれほどなく、やっていくうちに形になったという感じですか。
H:そうですね。

Y:最初はソフトの配布方法はどんなふうに考えていましたか?やはりインターネットで?
H:いえ、全然考えてなかったです。とにかくそのテレビに出たいというのがあって、一回目でちょっと賞をもらって、それでまた2回目のお話があったんで。で、そのときテレビ(のコンテスト)に出たんですけど、全然考えてなかったのに、賞をもらえたんです。どうせだったら、賞ももらったし、そのころインターネットはじめたんですけど、誰かに楽しんでもらいたいな、お客さんの生の感想が聞きたいな、っていうのがあったんです。それでベクターさんに載せてもらってそういう反応を見たいな、と。

Y:ユーザーさんの反応は実際どうでしたか?
H:すごかったです最初は。最初はベクターさんに置かず、海外の無料のサイトに置かせてもらったんですけど、反響がスゴ過ぎて、すぐハズされてしまったんですよ。

Y:なるほど。アクセスが多すぎて。
H:そうなんです。で、ダウンロードできないということになってしまって。

Y:ユーザーさんからの反応は?
H:そうですね・・・「新しもの好きダウンロード」っていうページにも載せてもらって、そこからみなさんダウンロードしてくださったんですけど、メールの数は覚えてないですね・・・とにかく自分のホームページのアクセス数がいっきに増えました。

Y:MSDから商品化について聞いたときはどう思われました?
H:うれしい半分・・・しんどいな半分、でしたね。自分はあれで完成って思ってましたし。 結構ネタ書くのとか大変だったんで、自分はあれ以上つくらへんやろなって思ってたんで。 でもせっかくいただいたチャンスだし、当時はまだ学生で、時間もあったんで、1回挑戦してみようかな、と。自分の持ってるものを全部出し切ってみようかな、と思ったんです。

Y:商品化したあとのユーザーさんからの反応は?
H:うーん。メールの反応ですか。 前のフリー版を楽しんでいる人がほとんど、だったんですけど。 でも、やっぱりメールの反応は減ってしまいますけど、みなさん真剣に意見とか書いてくれるんで。

Y:やってみてよかったですか?
H:そうですね、よかったです。

Y:檜垣さん自身についてですが、プログラミングやオーサリングには興味は?
H:いや、そんなないんですよ。むしろ、おもしろいものを表現する、表現方法ですね。一番最初にパソコンをいじったのが、映像とかCGのほうで。そっちをやりたかったんですけど、やめてしまって。で、テレビのコンテストをきっかけに、ゲームが作れる、ということを知りまして、ゲーム全盛だし、ゲームもいいかな、と。 最初はAppleのハイパーカードを使ってたんですけど、それで似たような操作で作れるディレクターを始めまして。

Y:なるほど。「芸人街道膝栗毛。」を実際につくってみて、芸人で苦労したのはどんなところでしょう?
H:ネタですね。(きっぱり) 表現とかは全然苦にならないんですけど、ネタは考えなきゃならないですから。

Y:そうですよね。内容的に今回こだわった点というのは。
H:そうですね・・・。誰もみないようなところに力を入れるっていうところですね。 そんなん誰も見てへんがな、というところにこだわりをいれましたね。

Y:ほうほう。たとえば。
H:うーん・・・何でしょうね(笑)。

Y:楽屋をクリックするといろいろ反応が出るところとか?
H:いえ、あれはそんなでもないです。 たとえば見た目的に、床に映りこんでいる芸人とか。 あとは・・・司会者のセキ払いはちょっとこだわりなんですけど。そういうくだらないところに(笑)。

Y:はあ〜(笑)。マネキン兄弟のモデルになった芸人さんとかはいるんですか?
H:いえ、何もないです。あれは単に僕のソフト(使ってる)のおまけについてきたテクスチャなんです。 当時は何も作れなかったんで、モデリングツールについてたおまけを変形させて、トカゲ柄とか大理石、といったテクスチャをつけて作ったという、全然苦労してないキャラクタです。(笑)

Y:今後のプログラムの予定とかは?
H:特にはないです。色々お話をいただくんですけど、どうしてもプログラムを期待されるんで、僕にはムリだと思うので。プログラムはできればやりたくないですね。

Y:プログラム以外でこれからやりたいことは?
H:企画ですね。最初に「芸人街道爆進中?」をネットで公開した当時は企画をやらないかっていうお話をいただいたんですけど、まだ学生だったんで、とても・・・。今は逆にお話がこなくなりましたが。(笑)

Y:これからいろいろ来ると思いますよ。
MSDも出版社という意識を持っているので、これからも一緒にお仕事ができたらと思います。

今日はどうもありがとうございました。

2000/12/18 大阪にて

 
 


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